著者;
ペーター・ビュトナー (川島 隆 訳)
出版社;
郁文堂
出版日:
2012/03/20
ISBN;
978-4261073157
価格;
1,260円
内容紹介
ヨハンナ・シュピーリ作の『ハイジ』はスイスを代表する児童文学作品ですが、2010年「『ハイジ』は盗作だった?」とスイスや英語圏のメディアがいっせいに報じ、その騒ぎは日本の新聞でも取り上げられました。ドイツ人の若い研究者ペーター・ビュトナー氏が、『ハイジ』が出版される50年前に書かれ、長い間忘れ去られていた短篇小説を偶然発見し、そのストーリーや人物配置が『ハイジ』にそっくりであると指摘したのです。
この本は、ビュトナー氏が発見し『ハイジ』のお手本となったと主張する19世紀ドイツの作家ヘルマン・アダム・フォン・カンプの短編小説『アルプスの少女アデライーデ』とビュトナー氏の論文「ハイジの原点ー暴露された秘密」を合わせて一冊にしたものです。